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コバッチ
現役電気工事士/電気施工管理技士
- 電気工事士歴10年以上
- 独学で取得した資格15個
- 年間売上高1億円以上の施工実績
- 売上1億円以上を5年以上継続
- 官公庁・民間など500件以上の工事を経験
現役電気工事士/電気施工管理技士
建設業に携わる人には、2023年10月から国土交通省から法改正があり、今までは解体・改修工事においては無資格でも防護具を着用すれば、アスベスト調査を出来ていたところが「有資格の事前調査」が義務付けられます。
その有資格で必要なのが「建築物石綿含有建材調査者」
今までそんな資格を聞いたことがない人も、これからすぐに資格を取得したい人にとっても、誰でも簡単に受けれる資格でないのは知っていましたか?
そこでこの記事では「建築物石綿含有建材調査者」の受講資格からおすすめの講習を受ける方法、2023年10月以降に解体・改修工事をする建設業のあなたには必須の資格をなるべく専門用語を使わずにわかりやすく解説します。
会社に1人でも資格者がいると安心なので、まだ資格を持っていない会社は要チェックです。
会社から建築物石綿含有建材調査者の講習を受けてきなさいと言われたのですが、どこで講習を受ければよいですか?
資格の受講資格から実際に筆者が受けた講習の流れなどを紹介していきます。
運営者プロフィール・Twitter(@cobacchi_blog)
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「建築物石綿含有建材調査者」とは、建築物の通常の使用状態における石綿含有建材の使用実態を的確かつ効率的に把握するため、中立かつ公正に正確な調査を行うことができる建築物石綿含有建材調査者のことを指す【国土交通省】
本当に役所言葉は堅苦しくて分かりにくいですね、要約するとこれからあなたが解体や改修する建物に石綿(アスベスト)が入っていないかをしっかり知識を持った人に調査してもらいましょうという資格です。
なぜこんなにも石綿(アスベスト)が厳しいのかは、過去に建設作業員の人が石綿(アスベスト)を吸引して、身体に害が出たことに対して適切な処置をしていないと国に対して訴訟があったのがきっかけだともいわれています。
「建築物石綿含有建材調査者」にも資格の種類が3種類があり下記の通りになります。
後ほど解説しますが、特別なことがない限り「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格を取得するようにするのがおすすめです。
意外に知られていない事実ですが、教習所で受けたフルハーネスや職長教育などの特別教育とは違い、建築物石綿含有建材調査者の講習を受けるには「受講資格」が必要になります。
資格を受ける前に、この事実を知らなかった筆者もかなり困りましたが誰でもが受けれるルートがあるので解説していきます。
まずはあなたが実際に建築物石綿含有建材調査者を受講できるかの資格概要は下記の通りです。
おそらくほとんど方が1~5に該当するのでまずはそこをチェック
「1~5」は実務経験と最終学歴がどの部分かで受講資格があるのかを見ることができます。
建築物石綿含有建材調査者を受講資格
学歴等 | 実務経験年数 | |
1 | 学校教育法による大学において、建築に関する正規の課程またはこれに相当する課程を修めて卒業した者 (短期大学を除く) | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:2年以上 |
2 | 学校教育法による短期大学(修業年限が3年であるものに限り、同法による専門職大学の3年の前期課程を含む)において、建築に関する正規の課程またはこれに相当する課程(夜間において授業を行うものを除く)を修めて卒業した者(専門職大学の前期課程にあっては、修了した者) | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:3年以上 |
3 | 「2」に該当する者を除き、学校教育法による短期大学または高等専門学校において、建築築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した者 (同法による専門職大学の前期課程を含む) | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:4年以上 |
4 | 学校教育法による高等学校または中等教育学校において、建築に関する正規の課程またはこれに相当する課程を修めて卒業した者 | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:7年以上 |
5 | 「1~4」に該当しない者 (学歴不問) | 建築に関する 実務経験年数:11年以上 |
6 | 建築行政または環境行政に関わる者 (石綿の飛散の防止に関するものに限る) | 実務経験年数:2年以上 |
7 | 特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者 | 石綿含有建材の調査に関する 実務経験年数:5年以上 |
8 | 8-a 石綿作業主任者技能講習を修了した者 (実務経験年数不問) | |
9 | 産業安全専門官もしくは労働衛生専門官、産業安全専門官もしくは労働衛生専門官であった者 | |
10 | 労働基準監督官として従事した経験を有する者 | 従事経験年数:2年以上 |
11 | 作業環境測定士 | 石綿含有建材の調査に関する 実務経験年数:5年以上 |
筆者はどの部分にも該当せず受講が資格がなかったですが、もし同じ人は筆者も実際に行った「8」を見てください。
「8」の受講資格では建築物石綿含有建材調査者の資格を受講する前に先に「石綿作業主任者技能講習」の資格をとっておけば誰でもが受講資格を得ることができます。
建築物石綿含有建材調査者の受講資格がない人は【厚生労働省のHP】からまずはあなたがお住いの登録教習機関から石綿作業主任者技能講習を受けるようにしましょう。
2日間の講習で、誰でも資格を取得することができます。
建築物石綿含有建材調査者の資格の種類が3種類あることを少し触れましたが、ここで「特定調査者」「一般調査者」「一戸建て等調査者」を解説していきます。
簡単に比較表で説明すると下記の通り。
資格の種類 | 受講内容 | 資格取得の流れ | 調査できる建物 |
「特定調査者」 | 建築物石綿含有建材調査者に 関わる講習内容 【11.5時間】 | 講習後に実地試験、筆記試験 口述試験・調査票試験がある | 制限はなし |
「一般調査者」 | 特定調査者と講習内容は同じ | 講習・筆記試験で 資格取得できる | 制限はなし |
「一戸建て等調査者」 | 建築物石綿含有建材調査者に 関わる講習内容 【8時間】 | 講習・筆記試験で 資格取得できる | 戸建て住宅や共同住宅 住居部分のみ |
「特定調査者」と「一般調査者」の講習内容は同じで、「特定調査者のみ」講習後に実地研修、筆記試験と口述試験・調査票試験を受験するので大きな違いは試験の有無の違いになります。
「一戸建て等調査者」は、戸建て住宅や共同住宅の住居部分のみの調査ができる資格で、講義内容も「一般調査者」と「特定調査者」と比べて少なく、限定的な資格なためメリットが少ないといえます。
今は「特定調査者」と「一般調査者」の調査できる建物の制限はありませんので、今のうちに講習と筆記試験で資格が取得でき、ほとんどの建物を調査できる「一般調査者」がおすすめ。
「特定調査者」とは
特定建築物石綿含有建材調査者(以下特定調査者)とは、全ての建築物構造物の石綿を事前調査できる資格になります。
2023年現在のところ一般建築物石綿含有建材調査者との業務内容に相違はありませんが、今後法改正がある場合には業務内容で調査できる建物が限定されるなどが予想されます。
特定調査者は11時間の講義の受講を行います。
特定建築物石綿含有建材調査者講習 | ||
講習番号 | 講習科目 | 受講時間 |
1 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識1 | 1時間 |
2 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識2 | 1時間 |
3 | 石綿含有建材の建築図面調査 | 4時間 |
4 | 現場調査の実際と留意点 | 4時間 |
5 | 建築物石綿含有建材調査報告書の作成 | 1時間 |
6 | 修了考査(筆記試験) | 1.5時間 |
さらに講習に加えて実地研修、筆記試験・口述試験・調査票試験を受験する必要があり、計5日間に渡ります。
特定建築物石綿含有建材調査者講習 | ||
科目 | 試験内容 | 試験時間 |
口述試験 | 面接形式により受講者の調査票の説明能力、調査票に関する多分野の理解、調査者としての適性、石綿に関する多分野での総合的理解、を評価する | 20分程度 |
筆記試験 | 建築物石綿含有建材調査者講習テキストに記載されている内容に関する習熟度を評価する。 | 1時間 |
調査票試験 | ・建築物石綿含有建材調査者の実務として、調査を実施する際に的確に石綿建材を見極め、過不足のないレポートを作成することを担う。 ・前提条件が与えられた架空の建物について、複数の写真を参考とし、石綿含有建材調査者として必要とされる知識を総合的な判断材料として、石綿含有建材と非石綿含有建材を区別する能力を評価する。 なお、判別する対象とされる石綿含有建材は、吹付け材および保温材・断熱材に分類されるものを対象とする。 | 4時間 |
「一般調査者」とは
一般建築物石綿含有建材調査者(以下一般調査者)とは、特定調査者と同じく全ての建築物構造物の石綿を事前調査できる資格になります。
一般調査者は特定調査者と同じ内容の11時間の講義の受講を行います。
特定建築物石綿含有建材調査者講習 | ||
講習番号 | 講習科目 | 受講時間 |
1 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識1 | 1時間 |
2 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識2 | 1時間 |
3 | 石綿含有建材の建築図面調査 | 4時間 |
4 | 現場調査の実際と留意点 | 4時間 |
5 | 建築物石綿含有建材調査報告書の作成 | 1時間 |
6 | 修了考査(筆記試験) | 1.5時間 |
※石綿作業主任者技能講習を受講している場合、「建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1」(1時間)を免除されます
9.5時間の講義後に1.5時間の筆記試験に合格すると資格を取得することができます。
「一戸建て等調査者」とは
一戸建て等石綿含有建材調査者(以下一戸建て等調査者)とは、戸建て住宅や共同住宅の住居部分のみの調査ができる資格で、いわゆる限定的な範囲の調査のみを行うことができない資格。
限定的な調査範囲のため講義内容も「一般調査者」と「特定調査者」と比べて少なく「一戸建て等調査者」は8時間の講義の受講を行います。
特定建築物石綿含有建材調査者講習 | ||
講習番号 | 講習科目 | 受講時間 |
1 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識1 | 1時間 |
2 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識2 | 1時間 |
3 | 一戸建て住宅等における石綿含有建材の調査 | 1時間 |
4 | 現場調査の実際と留意点 | 3時間 |
5 | 建築物石綿含有建材調査報告書の作成 | 1時間 |
6 | 修了考査(筆記試験) | 1.5時間 |
※石綿作業主任者技能講習を受講している場合、「建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1」(1時間)を免除されます
7時間の講義後に1時間の筆記試験に合格すると資格を取得することができます。
建築物石綿含有建材調査者の中で、一般建築物石綿含有建材調査者(以下一般調査者)の受講内容・受講時間・合格率を見ていきましょう。
一般調査者の受講内容は2日間11時間の受講後、1.5時間の筆記試験に合格した人が資格を取得することができます。
「一般」建築物石綿含有建材調査者講習 | ||
講習番号 | 講習科目 | 受講時間 |
1 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識1 | 1時間 |
2 | 建築物石綿含有建材調査に 関する基礎知識2 | 1時間 |
3 | 石綿含有建材の建築図面調査 | 4時間 |
4 | 現場調査の実際と留意点 | 4時間 |
5 | 建築物石綿含有建材調査報告書の作成 | 1時間 |
6 | 修了考査(筆記試験) | 1.5時間 |
筆記試験があるんですね?
講習後に受けるテストだし、全然難しくないよ
「特定調査者」と比べ「一般調査者」は2日間の講習後にすぐにテストを受けることや講習中にテストに出る範囲を教えてくれるので講習をしっかり聞いていれば体感的には100人に1人程度落ちるか落ちないかだと思います。
国土交通省や建災防にも検索しましたが合格率としての公表はなく、体感的には「98%」の人が合格できる比較的カンタンな資格試験。
「特定調査者」はこの筆記試験のほかに、口述試験・実地研修・調査票試験などがあり、過去の試験からは60%~90%とかなり振れ幅が大きく、しっかり勉強しないと落ちる可能性もあります。
これから建設業に携わる人たちにとっては、2023年現在「特定調査者」と「一般調査者」の調査範囲の区切りがなく唯一の違いは【試験の有無】だけなので当サイトでは「一般調査者」の試験を推奨しています。
受講費用は3種類の資格によって費用も違い、また講習場所によっても受講費用が変わります。
「一般調査者」・・・35,000円~55,000円
「特定調査者」・・・95,000円~105,000円
「一戸建て等調査者」・・・30,000円~35,000円
厚生労働省や環境省では「石綿障害予防規則」や「大気汚染防止法」に基づく建築物の解体などの前に実施する調査に際し、一定の知見を有する者が当該調査を行うよう、周知啓発を行ってきました。
今まで建築物を解体や改修する際には無資格者でも石綿の調査および採取検体することができましたが2020年7月に石綿障害予防規則などの改正により、必要な知識を持った人が事前調査するように義務付けられました。(石綿則第3条、関係告示)
つまり建築物を解体・改修する際には「建築物石綿含有建材調査者」の事前調査をするのを決定したのが2020年7月。
2023年10月から始めるから2020年7月~2023年9月までの猶予期間がある間に資格を持っていない人は取っておいてということです。
2023年10月から猶予期間が過ぎ、建築物を解体・改修する際には「建築物石綿含有建材調査者」の有資格者の事前調査がないと工事が始められないということに変わったのが大きなポイントです。
事前調査の作業自体は今まで変わらず難しいことはないので、建物を解体・改修する工事がある会社は必須の資格となりました。
建築物石綿含有建材調査者の資格を取得したいとおもったときに、2種類の受講方法があります。
1つ目は、あなたがお住まいの厚生労働省の登録教習機関から「対面型」の今まで特別教育などを受講した人ならわかるコベルコやコマツなどの教習所で受講したような形で、受講することができます。
2つ目は、コロナ禍から社会の働き方も進化して人との接触をさけた「WEB(ウェブ)講習」があり、対面講習と同じく厚生労働省の認可を受けた登録教習機関で、講習場所に行かずともあなたの好きな場所・好きなタイミングで受講できます。
対面型講習が向いている人 | WEB(ウェブ)講習が向いている人 |
---|---|
ネット操作が苦手 講習場所が近い 時間に余裕がある 実際人と会って講習を受けたい | 毎日の仕事が忙しい 講習場所が遠い 受講費用を安くしたい ネットを見れる環境が整っている |
毎日の仕事が忙しい人にとって仕事を休んで、遠方の講習する場所に行って1日がつぶれてしまうことはよくあることで、対面型講習では予約が空いているかを確認して、あなたが受講したいタイミングで選べないのが対面型講習。
それと比べてWEB(ウェブ)講習では、あなたの空いた時間に好きなタイミングで受講することができ、また講習場所へわざわざ出向く必要もないので、ネットを見れる環境があればあなたのお家で受講することができます。
コロナ禍から社会の働き方も変わり「時間の有効化」の観点からも、WEB(ウェブ)講習を受ける人が多くなっています。
しかし2023年現在のところ「WEB(ウェブ)講習」を受講できるところはありません。
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2023年現在は、お住まいの厚生労働省の登録教習機関から受講することになります。
青森県
岩手県
秋田県
山形県
宮城県
福島県
東京都
茨城県
神奈川県
栃木県
千葉県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
新潟県
富山県
石川県
福井県
愛知県
岐阜県
三重県
静岡県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
建設業労働災害防止協会 鳥取県支部
島根県
岡山県
広島県
山口県
建設業労働災害防止協会 山口県支部
香川県
愛媛県
徳島県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
建築物石綿含有建材調査者の受講資格があるという方は次にどこで受講するのかを迷うことになります。
基本的にはお住まいの厚生労働省の登録教習機関から受講することができますが、受講費用がそれぞれ登録教習機関ごとにバラバラなので、なるべく安い費用のところを受講するようにしましょう。
一般建築物石綿含有建材調査者の受講費用の目安は下記の通り。
受講費用の目安・・・35,000円~55,000円
最安値は35,000円~最高値は55,000円~となるのでお住いの登録教習機関をチェックしてみましょう。
自分で探すのは面倒だし、おすすめを教えてという人に一押しなのが、WEB講習で知名度が上がっている登録教習機関「SAT」
【SATの基本情報】 | |
---|---|
SAT事業内容 | 現場・技術系資格専門 教材・WEB講習販売会社 |
費用(税込) | 45,000円 (クレジットカード払いの場合、分割払いが可能) |
支払い方法 | クレジットカード払い コンビニ払い 銀行振込 AmazonPay |
申し込みにかかる時間 | 5分~15分 |
免状の交付方法 | 終了試験合格後に修了証明書を 「当日」手渡し |
公式HP | SAT公式HP |
「SAT」はWEB講習をいち早く取り入れ、今までは教習所で受講していた特別教育などがWEB講習によって「教習所に行かなくて済む」ようになったので、自分のタイミングで受講できるのが人気の登録教習機関です。
一般建築物石綿含有建材調査者では修了試験があることにより現在のところ「WEB講習はありません」ので対面式での受講になり、下記の通り地域で受講することができます。
しかしながら、他の登録教習機関とは違う点は「全国どこでも出張講習サービス」があることで、予約でいっぱいで受講できない場合や会社の従業員全員に受けさせたいときには「全国どこでも出張講習サービス」が便利。
また免状も修了試験合格後には「当日手渡しで即日発行」してくれるので翌日にはすぐに作業に従事することが可能なので、仕事ですぐに必要という人にピッタリです。
受講費用・講習日程
受講費用 | 45,000円(税込) テキスト代も含む |
講習日程 | 2日間/9:00~18:00 |
修了試験時間 | 60分 |
合格基準 | 修了試験において 60%以上正解すること |
【支払い方法】
銀行振込・クレジットカード・AmazonPay・コンビニ払いでで支払いが可能。
お住まいの場所で講習が受けれない人には
全国どこでも出張講習サービスが便利な「SAT」
SATをおすすめする3つのポイント
東京・大阪・福岡など都市部では受講できる登録教習機関が多く受講するのには困らないですが、地方にお住まいに人たちにとっては、受講する場所が少ないまたは予約がいっぱいで受講できないときに便利なのが「全国どこでも出張講習サービス」
会社の従業員全員に受けさせたい経営者の方や、工事現場の事業所ごとに講習を開催することも可能なので、わざわざ受講する会場に足を運ばずに一般建築物石綿含有建材調査者の資格を取得することが可能です。
都市部にお住いの人は、連日受講する日を開催しているので他の登録教習機関の予約がいっぱいな時にはチェックしてみましょう。
遠方の講習場所を行かなくて済むので、事業者・受講者にとってもありがたい 。
2023年10月から施行される石綿の事前調査では、今までは無資格で調査できたのが急にできなくなるので、建物を解体または改修する工事をする方には、急いで資格を取得する必要があります。
一般の登録教習機関では、講習修了後に修了試験を行い合格したのち一定期間を空けて資格証を配布します。
「SAT」では、講習を受けて修了試験に合格した「当日に手渡しで資格証を発行」するので来週に石綿調査に入る仕事がある人にとってすぐに資格証を配布してくれるのですぐに資格を取得したい人に向いています。
サービス会社 | サット | 他の登録教習機関 |
資格証の発行にかかる日数 | 修了試験合格後 当日に手渡し | 修了試験合格後 1週間程度 |
詳細な情報 | 詳しくはコチラ | ー |
またSATでは支払方法が他の登録教習機関は銀行振り込みが多いのと比べて支払方法が豊富なので、決済が簡単で支払い後の手続きもスムーズに完了します。
修了証の発行には、受講後アプリですぐに取得ができ、カード型の修了証が必要な場合はオプションで、5営業日以内に修了証を作成して発送します。
来週に作業があるから講習がないと困る、、、
こんな場合にも、すぐに受講をできることはメリット
一般建築物石綿含有建材調査者の受講費用の目安は「35,000円~55,000円」
最安値じゃない
電子データなので荷物になるテキストを持って帰る必要もありません。
「SAT」の申し込み手順を実際の画面と合わせてご紹介していきます。
簡単に申し込みができます。
(所要時間約5分~15分)
「数量」(受講する人数)を選択し「好きなコース」を選択「ショッピングカートに入れる」をクリック
AmazonPayでお支払いする方はレジの進む前に「AmazonPay」をクリック
SATのアカウントをお持ちでない方は「このままレジに進む」をクリック
「個人」「法人」どちらで利用するか選択
「必要事項」を入力する
SATアカウントを新規作成「メールアドレス」「パスワード」を入力する
「支払い方法」を選択する
選択した商品の内容を確認し「内容確認へ進む」をクリック
利用する方が「申込者ご自身が利用する」または「他受講者が利用する」を選択
「確認事項」で問題ないかを確認する
「お客様の情報入力」を確認する。
クレジットカード払いの方は「クレジット情報」を入力
最後に「注文を確定する」をクリックして完了になります。
実際にWEB講習を受けてみたSATの石綿(アスベスト)取扱作業従事者・特別教育を受講した人の感想(口コミ・評判)が一番気になるところになります。
WEB講習を受講した実際の感想をまとめました!
WEB講習のデメリットから見ていきましょう。
WEB講習といえど、教習所とおなじく、授業の長さは変わりありません。
教習所で半日で終わらせるのか、WEB講習で半日で終わらせるか、またはこまめに隙間時間で受けるかは好みの問題になってきます。
ですがやはり教習所にいく時間の半日がWEB講習ではないので、デメリットとはいいづらいです。
WEB講習は集中して授業を受けれる環境ではありますが、内容はほぼ入ってきません。(個人的な感想)
授業内容はちゃんと覚えたい方は、対面講習でわからないことを質問できる教習所の方が向いていますが、WEB講習では特別教習の免状がもらえるとして割り切って受ける方が得策だと思います。
WEB講習のメリットとして、自分の空いた時間で受講できるのがメリットですが、面倒くさがりな性格の方などは、途中で受講するのを面倒になり、受講するのをやめるかもしれません。
こまめに受講するのではなく、半日集中して終わらせましょう。
WEB講習は、インターネット環境がないと受講することができません、そのためインターネットに接続するための通信費用が掛かってきます。
しかし無料Wifiが使える飲食店などを利用して講習を受けることで通信費用を抑えることが可能です。
受講のタイミングは「だれからも強制されることなく、自分のペースで受講する」ことができます。
それゆえ受講するのをそっちのけで、YoutubeやSNS、ゲームなどの誘惑が多いので、受講しないということに陥りがちになります。
続いてWEB講習のメリットを見ていきます。
早起きせずに済んだ
筆者の個人的に一番大きかったメリットだったのは「朝早く起きずに済んだ」ことです。
教習所は受講時間が厳守であり、自宅から教習所までは1時間かかるため朝早く起きる必要があったのが会社でWEB講習をすることで「通常の出社時間」で済むことがなにより嬉しかったことです。
休日を使わず受講できた
教習所の場合、土曜日など指定された日時での講習があり、WEB講習なら好きな時間に受講できるのでせっかく仕事が休みなのに講習で休みがつぶれることがありません。
ここからはぶっちゃけた感想です、真似しないでください。
パソコン操作ができた
「受講しながらパソコンを操作できる」
仕事柄デスクワークなのでパソコンでメールのやりとりや図面作成などを行うのですが、スマホで受講しながら簡単なメールのやり取りなどのパソコンの操作をすることができました。
電話対応できた
「仕事の電話に対応できる」
教習所では携帯を使用することができませんが、WEB講習であれば講師が対面でいるわけではないのでパソコンで受講する場合には、スマホで仕事の電話に対応することができます。
談笑しながら受講できた
「 同僚と談笑しながら受講できる」
会社で同僚と複数でWEB講習を受講することもできるので、同僚と会話をしながら受講なんてこともできます。
教習所では講師が一方的に講義するつまらない長く感じる時間と比べて受講する時間が過ぎるのはあっという間に過ぎるのは大きなメリットといえます。
実際にSATで受講した口コミ・評判
男性|おすすめ度
今回は石綿作業の特別教育を受けさせて頂きありがとうございました。
オンラインでの授業は初めて受けましたが非常にわかりやすく、もし聞き逃したりわかりにくかった所があればまき戻して自分が理解できるまで何度も授業を受けれるのがいいと思いました。
また、授業が短時間ずつ区切られている為、自分があいている時間に少しずつ授業が受けれて集中しながら授業が受けれる点がいいと感じました。また、資格が必要な時はオンラインで申し込もうと思います。今回は非常にありがとうございました。
男性|おすすめ度
仕事をしていても、自分の好きな時間に受講できるのがとてもよかったです。
また、色々な特別教育があるので「この受講が終わったら、次はこれを受けたい」と計画が立てられたので、自分のペースで計画立てられたのも、大きかったです。
もっと色々な受講が増えたらもっと嬉しいです。
男性|おすすめ度
仕事が忙しく講習を受けに行く余裕がなくても、わずかな時間を利用して取得できる。
なにより直ぐに資格が欲しい時に一般的な講習だと会場と日付の指定がスケジュールに合わない時があるがその部分を気にしなくていいのが最大のメリット!
男性|おすすめ度
初めは、やり方が分からなく動画をまた一から見なくてはいけなくなって大変でしたが、やり方が分かってからは、サクサクと進み受講が出来ましてとても良かったです。
今回、会社での受講でしたが他の資格を取る時は是非受講したいと思いました。
その時は、また宜しくお願い致します。
WEB講習おすすめサービス「SAT」の申込手順は≫≫こちらをクリック
建築物石綿含有建材調査者の講習を検討している多くの方が気になる、よくある質問7選をご紹介していきます。
2023年現在のところ「一般調査者」と「特定調査者」との明確な違いはありません。
調査できる建物の制限などの違いもなく、のちのちに調査できる範囲を決めていくのだと予想されます。
大きな違いとしては、資格取得での「試験の有無の違い」になり、簡単に比較表で説明すると下記の通り。
資格の種類 | 受講内容 | 資格取得の流れ | 調査できる建物 |
「特定調査者」 | 建築物石綿含有建材調査者に 関わる講習内容 【11.5時間】 | 講習後に実地試験、筆記試験 口述試験・調査票試験がある | 制限はなし |
「一般調査者」 | 特定調査者と講習内容は同じ | 講習・筆記試験で 資格取得できる | 制限はなし |
「一戸建て等調査者」 | 建築物石綿含有建材調査者に 関わる講習内容 【8時間】 | 講習・筆記試験で 資格取得できる | 戸建て住宅や共同住宅 住居部分のみ |
「一般調査者」・・・
国土交通省や建災防で調べましたが、合格率の公表はなく講習を開催している事業者が公表しいてる合格率は下記の通りです。
「一般調査者」と「一戸建て等調査者」は98%の人が合格できるカンタンな資格と言えます。
「特定調査者」については筆記試験のほかに口述試験・実地研修・調査票試験などがあり過去の試験から合格率は、60%~90%とかなり振れ幅が大きくなっています。
受講資格は下記の通りです。
学歴等 | 実務経験年数 | |
1 | 学校教育法による大学において、建築に関する正規の課程またはこれに相当する課程を修めて卒業した者 (短期大学を除く) | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:2年以上 |
2 | 学校教育法による短期大学(修業年限が3年であるものに限り、同法による専門職大学の3年の前期課程を含む)において、建築に関する正規の課程またはこれに相当する課程(夜間において授業を行うものを除く)を修めて卒業した者(専門職大学の前期課程にあっては、修了した者) | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:3年以上 |
3 | 「2」に該当する者を除き、学校教育法による短期大学または高等専門学校において、建築築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した者 (同法による専門職大学の前期課程を含む) | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:4年以上 |
4 | 学校教育法による高等学校または中等教育学校において、建築に関する正規の課程またはこれに相当する課程を修めて卒業した者 | 卒業後の建築に関する 実務経験年数:7年以上 |
5 | 「1~4」に該当しない者 (学歴不問) | 建築に関する 実務経験年数:11年以上 |
6 | 建築行政または環境行政に関わる者 (石綿の飛散の防止に関するものに限る) | 実務経験年数:2年以上 |
7 | 特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者 | 石綿含有建材の調査に関する 実務経験年数:5年以上 |
8 | 8-a 石綿作業主任者技能講習を修了した者 (実務経験年数不問) | |
9 | 産業安全専門官もしくは労働衛生専門官、産業安全専門官もしくは労働衛生専門官であった者 | |
10 | 労働基準監督官として従事した経験を有する者 | 従事経験年数:2年以上 |
11 | 作業環境測定士 | 石綿含有建材の調査に関する 実務経験年数:5年以上 |
受講資格に該当しない人は、先にまず「石綿作業主任者」の資格を取得しましょう。
「一般調査者」・・・
有効期限は、資格取得したときから永久になり、失効することや資格取得を有効にするための講習なども受講する必要がないので、一度資格取得すれば一生有効で使用することができます。
建築物石綿含有建材調査者の不明点やわからないことについて詳しく知りたい人は「厚生労働局」または「建設業労働災害防止協会(建災防)」に問い合わせることが一番早い方法だといえます。
「建築物石綿含入調査者」と「石綿作業主任者」の違いについては、施工する区分が大きく違います。
「建築物石綿含有調査者」は、建物を解体または改修するにあたり石綿が含有しているかを調査する資格
「石綿作業主任者」は、建物を解体または改修するにあたり石綿が含有されているとされる建築材(耐火被覆材・床シート・天井材)を除去するにあたり専門知識を持った人を従事させる資格。