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コバッチ
現役電気工事士/電気施工管理技士
- 電気工事士歴10年以上
- 独学で取得した資格15個
- 年間売上高1億円以上の施工実績
- 売上1億円以上を5年以上継続
- 官公庁・民間など500件以上の工事を経験
現役電気工事士/電気施工管理技士
お家で電子レンジやホットプレートなど電気がたくさん必要な家電製品を使ったときに、ブレーカーが落ちてしまって直そうと思ったらブレーカーが上がらなくて故障してしまった。
ブレーカーが落ちた原因が漏電だった場合には、ブレーカーが落ちて入れようとしても、いつまで経ってもブレーカーは上がりません。
そんな時どうやってブレーカーを直せばよいのかわからないあなたに「これは故障なのか、ブレーカー交換が必要なのか」をわかりやすく説明していき、ブレーカー交換・増設が必要な場合には、おすすめ「ブレーカー交換業者の依頼方法をご紹介します」
その他にエアコンを新しくつけた、IHクッキングヒーターに変えた、乾燥機(浴室・食器・洗濯機)を購入するときに200Vコンセントが必要だった時のために、200V用のブレーカーを交換または増設しなければいけません。
この記事では、感電する恐れがあるので、誰もができる作業ではありないブレーカー交換を、どこに頼むかわからないあなたに10年以上の経験を持つ”現役電気工事士”がわかりやすく解説していきます。
運営者プロフィール・Twitter(@cobacchi_blog)
すぐにブレーカー交換したい人におすすめ依頼方法はコチラ
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ブレーカーが落ちる原因は電気的な問題からよく言われる寿命まで幅広くありますが、ここでは代表的なものを3つわかりやすく説明していきます。
まずは電気的な問題であるブレーカー故障の原因は「過電流・短絡(ショート)・電圧が違う」ことが原因でブレーカーが落ちます。
「過電流」とは、家庭用のブレーカーは1個あたり20A(アンペア)以上流れないようにストップするのに対して「20A(アンペア)値以上の電流が流れる」ことを過電流といいます。
電気を多く使う電子レンジやホットプレートを同時に使ってブレーカー落ちてしまったという経験がありませんか。
家電製品を同時に使ったらブレーカーが落ちた原因のほとんどは「過電流」です。
短絡(ショート)や電圧が違うことを細かく説明をすると専門用語や数字があって聞くのも嫌になるので、雰囲気だけつかんでみてください。
図で説明すると電気は基本的に+(プラス)からランプを通ってー(マイナス)に電気が流れる仕組みになっています。
「短絡(ショート)」とは、+(プラス)からランプを通ってー(マイナス)に流れずに、金属部に接触、電線同士の接触などによって「本来の電気の流れと違ったときに、接触した箇所に大きな電流が流れてしまう」ことになります。
コンセントプラグを差したときに、火花が散ってコンセントまたはコンセントプラグが焦げたことを経験したことはないでしょうか。
コンセントプラグのプラスとマイナスの金属部分が触れてしまったことで短絡(ショート)が起きます。
「短絡(ショート)」が起きると、ブレーカーが落ちる原因に。
家電製品の電源タイプには「100V」と「200V」があり、電気を使う量が少ないテレビ・扇風機・パソコンなどは「100Vタイプ」を、電気を多く使う家電製品であるエアコン・IHクッキングヒーター・乾燥機などは「200Vタイプ」を使用します。
「電圧が違う」とは、本来使用するべき正しい電源タイプの100Vと200Vの家電製品を間違えて使うことをいい、本来100Vタイプの家電製品に200Vが流れると、家電製品に想定以上の力や発熱が発生し壊れてしまいます。
電圧が違うことで家電製品が故障した際に短絡(ショート)などが起きてブレーカーが落ちる原因になるんですね。
先ほどと同じ電気的な専門用語になりますが、生活のしているどこかで「漏電している」と聞いたことはないでしょうか。
「漏電」とは、ケーブルが傷ついたり、電気製品が水に濡れることで、外部に電気が流れ感電する恐れがあることを指します。
例えば、漏電した洗濯機に触ると感電する恐れがあるので、水回りの家電製品の洗濯機・洗面台・電子レンジ・キッチンのコンセントなどは漏電防止のために「漏電しゃ断器」と呼ばれる専用のブレーカーをつけることになります。
ブレーカーが落ちた原因の一つに、漏電防止のための専用ブレーカーが「漏電」を検知してブレーカーが入らなくなり、漏電が直るまではブレーカーは上がりません。
ブレーカーが上がらないのは、まだ漏電しているから。
漏電が直るまでブレーカーは上がらない仕組みになっています。
長年同じブレーカーを利用すると、一度ブレーカーが落ちたタイミングで中の電子部品などが破損してブレーカーを入れても上がらないことがあります。
先ほど説明した「過電流・短絡(ショート)・電圧が違う・漏電」以外の原因以外でブレーカーが上がらない理由のほとんどが「経年劣化による故障」いわゆるブレーカーの寿命になります。
ブレーカーは「点検・交換の目安は10年」といわれ、日本配線システム工業会でも10年経過したブレーカーなどは電気安全上の配慮から交換を推奨しているので10年~15年以上使っているときには注意しましょう。
またブレーカーの経年劣化による損傷から火災事故などの原因になって事例もみられるので、壊れたときには交換したおかげで火災で家が全焼を防げたと思えば、ブレーカー交換費用も安く費用対効果は十分だといえます。
ブレーカーが原因で家が火事になるなんて、、、
しっかり直しましょう。
では、ブレーカーが落ちて上がらなかった場合に「ブレーカーを交換したほうがよいのか」「違うことが原因で他を直すべきなのか」判断をしないと余計なお金と時間だけが、出ていくことになります。
ステップごとに試してみよう。
まずは電化製品を使っているときに、ブレーカーが落ちた場合は使っていた「電化製品の使用をやめて」ブレーカーが入るか確認してみましょう。
これでブレーカーが上がる(入る)場合には、20A(アンペア)以上の電気を使っていることが原因なので、電化製品を差しているコンセントとは別のコンセントを使うことでブレーカーが落ちることを防げます。
次に確認したのは漏電しているかを確認するために、電化製品を使っていた時にブレーカーが落ちた場合には一度「コンセントを抜いてから」ブレーカーが入るか確認してみましょう。
これでブレーカーが上がる(入る)場合には、コンセントを差していた電化製品が漏電したことが原因なので、ブレーカーを交換するのではなく、電化製品を修理または使用しないのが正解。
STEP1、STEP2を試してみてもブレーカーが上がらない(入らない)ときは、ブレーカーの内部が故障しているのでいわゆるブレーカーの寿命なので「ブレーカーの交換が必要」になります。
ブレーカー交換には感電する恐れがあるため専門資格を持った人が作業しなければなりません、当サイトでなるべく費用が安く安心してお任せできる工事業者を紹介します。
ブレーカー交換のおすすめ依頼方法3選
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ブレーカー交換とか増設するのはお金がかかるから面倒だし、やめておこうという考えだとしたら少し待ってください。
ブレーカーを交換しないことであなたの大切なものがなくなるのと比べると、ブレーカー1個を交換または増やすことは何でもないはずです。
ブレーカーを交換せずに使い続けた場合に、ブレーカー内部の電子部品が壊れた部分から発火したり、または短絡(ショート)や漏電が原因で火花が発生して火災につながる危険性があります。
引用 東京消防庁電気火災
東京消防庁の平成25年~平成29年の期間で電気コード火災などの発見件数は平成29年で266件と火災が発生しています。
火災の多くの原因が電気コードが短絡(ショート)したときに火花が散り続け、大きな火災につながるのを防ぐためにもブレーカーは火災を防ぐために大切なストッパーの役割をしています。
人生で大きな買い物の1つである大切なあなたのお家が「1万円~3万で守れるのであれば十分もとを取れる必要経費」だといえます。
火災保険に入っていない人は、家が全焼・さらに住宅ローンの支払いもしないといけないなんてことを防ぐために「ブレーカー交換」は家を守る大事な保護装置なのです。
ブレーカーを交換するときの費用の目安を知っておくと「割高な請求をされない」「予算内で交換することができます」
ブレーカーの値段「5,000円~10,000円」
交換する作業費用「12,000円~20,000円」
ブレーカー・作業費を合わしても「3万以下で交換ができます」
でも、3万円といっても家庭には大きな出費です、、、
ブレーカー交換をなるべく安くするポイントを解説します。
ブレーカー交換にかかる費用は、業者によって見積の金額に差が出てきます。
あなたを騙そうとしているわけではなく、業者ごとにほしい利益が異なるから仕方ないことだといえ、交換費用を安くするには「相見積もりが必須」になります。
相見積もりをするかしないかで、1万円の差になります。
相見積もりとは「複数の業者を比較する」こと。
1社だけでなく、複数の工業者を比較することでより安い費用でブレーカーの交換をすることができ、値引き交渉の材料の1つにもなるので3社程度を比較すると交換費用を安くできます。
費用の安さだけでなく、疑問におもったことを答えてくれることや親切な対応など交換費用以外の面も比較するとより納得できる工事業者を選べます。
この相見積もりの手間をとるか、少し高くてもいいから早く直したのかはあなた次第です。
次に気を付けたい費用を抑えるポイント二つ目はあらかじめ交換作業を依頼する前に「料金表がある」かを確認しましょう。
ブレーカー交換後に高い金額を請求されたとしても、交換が終わった後なので相手の言い値になる場合があるので、あらかじめ料金表で金額を確認して料金を決めておくことがポイントです。
交換作業を行う前に交換にかかる料金を決めておきましょう!
また基本的にブレーカーを交換する前に「作業費用は○○円かかります」といった見積金額を提示されてから、あなた了解して依頼するのが一般的です。
この見積金額を提示するのに、現地調査・見積費用を請求する工事業者も存在します。
ほとんどの工事業者が無料で見積をしてくるので、お家の現地調査をしてもらう前に「無料見積をしてくれる工事業者に依頼する」ようにするのもポイントの1つです。
料金表がある・無料見積ができることを確認しよう。
お家の分電盤には基本的に住んでからエアコンや電化製品を増やしても問題ないように、分電盤に多めにブレーカーがついています。
念のために多めにつけているブレーカーを私たち電気工事士たちは「予備ブレーカー」と呼びます。
ブレーカー交換をお願いすると考えると、新しいブレーカーが必要だと思いますが、この予備ブレーカーを使うことでブレーカー本体の金額が浮くことになり、作業する時間もかなり短縮されます。
最新ブレーカーでは、100Vから200Vに変えるのも簡単ワンタッチで切り替えるブレーカーもあるので、200Vコンセントが必要な時でもブレーカー交換せずに、簡単に5分で200Vブレーカーに変えることもできるようになりました。
分電盤をみてOFFになっているブレーカーがあれば、それが「予備ブレーカー」です。
ブレーカーが壊れたとき、どこに依頼すればよいかを具体的に3つの項目で評価して、おすすめサービスや依頼方法をご紹介していきます。
「費用の安さ」
ブレーカーを交換するのに「費用が安いのか」が一番気になるポイントだと思います。
料金表で金額が明確にしているか、修理費用が安いかを総合的に判断して評価しています。
「依頼の手間」
ブレーカーを交換してもらうのに「ネットで申込」「電話で申込」で気軽に頼める、または店舗に行って依頼する手間などを含めて、すぐに対応でき手間がかからないかを評価しています。
「工事の安心」
換気扇の交換作業は誰でもできる作業なので、利用した人たちの口コミなどで良い悪いがしっかりと分かるかどうかを評価しています。
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現在も勤めている筆者の電気工事店の場合は、ご家庭向けでなく、企業や官公庁(役所)向けの工事が多くご家庭の工事の場合だと売上が低いため、交換の費用も高くなり、最低でも25,000円はかかります。
「家庭専門の電気工事業者」の場合、複数のお家の工事をすることで1軒あたりの交換の費用がやすく、依頼する方法はネットや電話なので簡単に申込でき手軽に申し込みたい方に向いているサービス。
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工事の安心さ | 口コミから選べる | 531人のプロ | 口コミから選べる |
使いやすさ | スマホ操作が しやすい | 24時間365日 電話対応 | 自分の住所 アンケートを入力 |
依頼の手間 | 数あるプロを 自分で選ぶ | 全国対応で 自宅へ無料見積 | ミツモアが 5社選ぶ |
支払い方法 | 依頼者によって 支払方法が異なる | 現金 クレジットカード | 依頼者によって 支払方法が異なる |
デメリット | 自分で選ぶ 必要がある | 口コミ数が 少ない | ミツモアが 業者を選ぶ |
サービス内容 | 評判・口コミ | 口コミ・評判 | 口コミ・評判 |
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現在電気の契約をしているのが大手電力会社と契約している場合には、電気のサポートサービスとしてご家庭の電気に困ったことに対して相談・工事をしてくれる窓口があります。
大手電力会社自体が工事をするわけでないですが、グループ会社のサービス部門の子会社に取り次いで、ブレーカーの交換工事を依頼することができ、大手電力会社なので安心して工事をお任せすることができます。
デメリットとしては、ブレーカー交換に対する調査費用がかかること、どのぐらいの費用がかかるのは要相談する形になるので、しっかりと「ブレーカー交換費用の目安」を覚えておきましょう。
ブレーカーの値段「5,000円~10,000円」
交換する作業費用「12,000円~20,000円」
少し高くても「安心さ」を求める人に向いている依頼方法です。
契約またはお住まいの電力会社に問い合わせしましょう。
大手電力会社のサポートサービス一覧
従業員を雇っている電気工事会社の多くは、営んでいる地域の「電気工事組合」に加入しており、電気工事組合は電気工事について困っているご家庭に向けて登録・加入している電気工事店を紹介してくれるサービスを利用した依頼方法です。
電気工事組合とは、各都道府県の中小企業の電気工事店が互いに協力できるようにサポートするために作られて法的団体のこと。
つまり私たち利用者からみると、小さいところから大きいところまでの電気工事店が載っているホームページだといえ、なにか電気で困ったことに対しての相談窓口にもなっています。
おすすめ度が低いのは、筆者の電気工事店も同様に多くの電気工事店は家庭向けではなく、企業や役所の仕事が多く家庭向けの電気工事は後回しになる場合があるからです。
電気工事組合に相談すると、あなたのお家に近いまたは対応してくれる電気工事会社を紹介してもらえます。
東京を例に説明します。
公式HPから「一般のお客様へ」をクリックして「住宅電気工事センター」のページを開きます。
それぞれのお住まいの地域(今回は銀座近辺)の「住宅電気工事センター」の電話番号に電話し、依頼したい電気工事の内容を伝えます。
依頼したい電気工事を伝えた後日、住宅電気工事センターの窓口から工事を担当する業者を紹介してもらい、工事業者と実際の工事費用などを相談して依頼が完了します。
全国地方ごとに電気工事組合の依頼方法は異なることがありますが、わからない場合は公式HPの窓口に連絡し、依頼したい電気工事の旨を説明すると取り次いでくれます。
お住まいの地域別の電気工事組合のリンクはこちら
自分でブレーカーを交換することは、電気の専門資格を持っていない人以外にはおすすめできません。
感電する恐れがあるため、電気を取り扱う資格(第一種電気工事士・第二種電気工事士・認定電気工事従事者・低圧電気取扱業務特別教育)を保有していない人が作業する場合には、電気業法違反になるので止めておきましょう。
しかしながらどうしても自分で直したい人についても言及しておきます。自己責任でお願いします。
ブレーカー交換・増設するときには文章でいくら説明しても難しいのが現状なので、現在はYoutubeなどの動画を見ながら見様見真似で交換することはできると思います。
またどんなブレーカーを購入したらよいか分からないときには、壊れてしまったブレーカーと同じ型番または同等品をネットで購入することで問題はクリアします。
品番は正面または側面に記載されています。
ブレーカー交換の工事を依頼するときに、おすすめしない依頼方法がいくつかあります。
一概にすべてダメというわけではなく、この記事でご紹介したサービスの存在を知らず、一番先に思いつきそうな依頼方法ばかりなので「時と場合によっての使い分け」が大切になります。
ネットで依頼するのとは違い、お家の近くの家電量販店やホームセンターに行き、ブレーカー交換を依頼することができるサービスがあります。
家電量販店やホームセンターで依頼すると、依頼する店舗が「契約している電気の専門工事業者」が作業をしてくれます。
つまりこのサイトで紹介しているサービスの電気工事店に依頼していることに変わりがなく、家電量販店やホームセンターの手数料を余分に払うことになるのでおすすめしていません。
家電量販店などに依頼するとおトクなときがあります。
それはこんな場合です。
エアコンや乾燥機やIHなどを家電量販店やホームセンターで購入して、ブレーカー交換が必要な場合に「設置工事とブレーカー交換を一緒に依頼する」
こんなときはあなたが業者を探す手間も省け、一緒に作業することで費用が安くなる場合があります。
時間も節約できて、お金も節約できて、手間も省くことができるのでエアコンや乾燥機を家電量販店やホームセンターで購入して設置工事を依頼するときには一緒にブレーカー交換・増設もお願いしましょう。
ハウスメーカー・リフォーム会社は「建築のプロ」であって、電気工事のプロではありません。
ハウスメーカー・リフォーム業者は外壁塗装から雨漏り修理、ガーデニング工事など多くの業者を取りまとめる役割なので、使い分けをしましょう。
あなたがリフォーム会社にIHクッキングヒーターなどキッチンのリフォームをする場合にブレーカー交換が必要なときにはおすすめできる依頼方法ですが、ブレーカー交換だけの工事を依頼することはおすすすめしません。
あなたと電気業者の間にハウスメーカー・リフォーム会社が入ると仲介手数料だけとられ損をします。
なにかリフォーム工事の部分でお願いする分にはいいですが、ブレーカー交換だけだと費用が高くおすすめできない、、、
あなたのお住まいの近くにある電気工事店に依頼する方法は、自信を持っておすすめできるかと言えば"何とも言えない"が本音になります。
お住まいの近くにある電気工事店は、個人経営で戸建住宅などの小さな物件の電気工事を営んでいたり、家電製品の仲卸だけをやっていたりとその実態はあいまいなことが多いことが原因です。
電気工事は数が多く幅広い種類があり、その中でもエアコン工事が得意な工事店・ブレーカー交換が不得意な工事店などがあり、電気についての相談はできますが「工事店によって当たり外れがある」ことは理解しておきましょう。
ブレーカーを交換することがめったにない人にとって、初めてブレーカー交換する人の気になる、よくある質問7選をご紹介していきます。
ブレーカーを交換するときには基本的に今ついているブレーカーと同じメーカーが望ましいです。
ブレーカー増設するときも同様に、ブレーカーを収納する分電盤の大きさなどに合わせて各メーカー、ブレーカーを作っているので今ついているブレーカーと同じものを選びましょう。
ブレーカーを交換するときには、感電を防止するためにお家にブレーカーすべて落とす必要があります。
パソコンやレコーダーなどの停電することで故障の原因になる家電製品などをシャットダウンする必要があります。
作業時間は1時間~2時間程度で完了するとはいえ、夏場のときには冷蔵庫などが止まってしまうため、冷蔵・冷凍食材にも気を付ける必要があります。
ブレーカー交換は電気の専門資格を持っている人に限りますが、特に電気工事の中で難しい工事ではありません。
良い業者の見分け方としては「実績」「対応力」「価格」の3つが見分けるポイントです。
「実績」・・・ブレーカーを実際に設置・修理した数が多いと作業をお任せできる安心さがあります。
「対応力」・・・どこが原因で故障したのか、あなたの質問にしっかりと答えてくれるか、作業の気遣いができているのか、など一度ブレーカーを交換してもらうときの現地調査でしっかりと質問してみましょう。
「価格」・・・ブレーカー交換費用の目安やあなたが出せる修理費用を超えた請求額があった場合は不当な金額かもしれません、そのときには他の業者にも見積を頼んでみましょう。
賃貸契約によって異なるので、大家さんの所有物の可能性もありますので確認するようにしましょう。
大家さんの所有物だった場合、お家の修理自体は大家さんが直す義務がある場合があるので、大家さんまたは管理会社に一度問い合わせをしてみましょう。
市営住宅の考え方は、基本的に住居者負担する場合があるのでこちらも管理会社に問い合わせをしてみましょう。
詳しく知りたいときは、当サイトのお問い合わせからご連絡をお願いします。
見積もり金額と依頼した内容を送信していただければご回答致します。
折り返しご連絡を行い、詳細なブレーカー交換箇所・品番などの写真などを送付してもらうとより適正な金額かを判断することができます。
ブレーカーが落ちて上がらないときの原因を解消するために、使用した電化製品のコンセントを抜いてブレーカーが入るかを確認して、ブレーカーが悪いのか・電化製品が悪いかの原因を特定しましょう。
そこからブレーカー交換を頼む際には感電する恐れがあるので、専門資格をもった工事業者に依頼しないといけません。
ブレーカー交換費用の目安を知って、電気の事故から火災につながる可能性もあるので、あなたの大事なお家を守るために安心安全にブレーカー交換することをおすすめします。
わからないことがあれば下記の問い合わせフォームから気軽にご質問ください。
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