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コバッチ
現役電気工事士/電気施工管理技士
- 電気工事士歴10年以上
- 独学で取得した資格15個
- 年間売上高1億円以上の施工実績
- 売上1億円以上を5年以上継続
- 官公庁・民間など500件以上の工事を経験
現役電気工事士/電気施工管理技士
今回の記事は筆者の両親がハウスメーカーからカモにされた実体験の記事なります。
現在離れて暮らすご両親がいる方などに是非見て頂きたい記事になっています。
運営者プロフィール・Twitter(@cobacchi_blog)
筆者の両親が住んでいる戸建て(一軒家)は、某ハウスメーカーで建てられたもので、定期的にハウスメーカーから「外壁塗装」「メンテナンス」などの営業がありました。
ここにテキス ご自宅の経年劣化や価値保存のために定期的にメンナンスしてみませんか。
言っていることはあっていますのでここは問題ありません。
マイホームは定期的にリフォーム(メンテナンス)が必要とされています。
それは経年劣化により雨漏りが発生したり、将来マイホームを売却するにあたり少しでも資産価値を残すためになります。
引用 不動産流通推進センター
不動産流通推進センターが発表している「リフォームの有無による資産価値向上の違い」では年々マイホームの資産は目減りしますが、リフォームをすることにより築25年目には約2倍の差になる試算があります。
メンテナンスをすることで少しでも資産価値が上がるんですね
リフォームの目安は10年~15年と言われています
今回の記事で問題があるのが、これらの工事ではなく感知器取付工事だったこと
両親は、ハウスメーカーから「高齢により耳、鼻などが悪くなり、火災が起きたときに感知器を設置しているほうが良いですよ」とハウスメーカーに言われるがまま家庭用火災報知器の設置を取付を決めました。
家庭用火災報知器工事に反対しているわけでありません、 むしろ万が一の事を考えると設置したほうが良い工事になります。
家庭用火災報知器とは、家庭から火災が起きる場所のキッチンや部屋に感知器を設置し、煙や一定温度を超えると感知器が検知し、警報音を発する装置になります。
商業施設などと違いお家に感知器を取り付けるのは「必須ではなく任意」になります。取り付けるか、取り付けないかはそれぞれのお家にお任せしますよということになります。
感知器取付工事のなにが問題なのですか?
感知器取付には100Vタイプと乾電池タイプがあるんだ!
両親はハウスメーカーのすすめもあり乾電池タイプを選びましたが、、、
乾電池タイプの感知器ではダメなのですか?
乾電池タイプなんかはだれでも取付ができるんだよーー!!
感知器をビスやテープなどで天井や壁に固定するだけです。
設置する場所
もっと詳しく知りたいかたは【火災報知の簡単な取付方法】でよりわかりやすく解説をしています。
この工事で請求された工事費の内訳を見ていきます。
家庭用感知器は乾電池タイプのものだと設置するにあたっては誰でも取付が可能。
感知器本体をビスまたはテープ止めするだけで設置することが可能だからです。
内訳の②~④が不要なんだよ~!
不要な25,000円あれば贅沢なご飯を食べに行けますね!
ほんとにこれを聞いたときは愕然としました、しかもコバッチに頼むとタダなのに、、、
ハウスメーカーの営業が全て悪いというわけではありません!
ご自宅の価値保存という点では、必要な人にはお家をメンテナンスするリフォーム工事は大切な工事になります。
でもこれだけは知ってほしいことがあります!
上記工事は『10万円以上を超える工事費』がかかる可能性があります。
1社に依頼するのではなく、2~3社に依頼する事で工事費が安くなることが可能です。
工事費を安くするに6つのポイントがあります!
別記事『工事費を安くする6つのポイント』ではリフォーム工事と共通する工事費を安くするポイントをより詳しく解説しています。
ポイント①
値引き交渉をするうえで工事の内訳で『値引きする余地があるところは諸経費』の項目になります。
ポイント②
提示された商品(屋根材・壁材)などの定価を調べることにより、適正価格が知ることができます。
『定価の6割~8割程度が適正価格』になります。商品Aが10,000円の場合6,000円~8,000円が適正価格
ポイント③
『工事費の相場を知るには2社~3社相見積もりをとる』ことで工事費の相場を知ることが出来ます。工事費を安くするには相見積もりは必須になります。
ポイント④
最初に工事店から提示された金額については『工事店の希望額』と知っておいてください。
最初に提示された金額から必ず値引きをされる恐れがあるために少々高く金額を提示することがほとんどになります。
ポイント⑤
工事費を安くするためには『工事費を安くする理由』が大切!
そこで必要になるのが相見積もりです。
A社B社C社に依頼してC社に依頼したい場合、「A社が提示した工事金額が〇〇円安いから工事費を安くしてほしい」という理由が大事になってきます。
ポイント⑥
値引き交渉が苦手な方については相見積もりをしてもらう業者全員に
『一番安かったところに決めます』
と伝えると工事業者も最初から安い金額を提示してくれます。
相見積もりとは『何かを購入したり、サービスを利用する』ときに同じ内容のものを複数の業者から見積をもらって比較すること。
今回の工事に関しては両親と連絡をとっていれば不必要な工事でした。
お盆休みや長期休暇などで帰省するとき以外にご両親と会話する機会がない方や1か月に1回程度しかメールやLINEなどで連絡をしない方はこの機会に連絡を取ってみましょう。
今回のことがあってからこまめに連絡を取るようにしました
実はのちに漏水工事がありそのときに連絡をしていたので工事費が安くなりました!
これからこまめに両親に連絡をとってみます!
今回の記事では実体験に基づく内容でした。
電気工事に限らず工事にかかる費用は高額になることが多いです!
知らないことで余分にお金を払ってしまい知っていれば安く済むことがあります。
普段離れて暮らすご両親がいる方は一度この機会に連絡を取ってみましょう。
今回のように工事費が浮いた分をご両親の食事代や旅行費に回せることもあります。
親孝行の1つにもなりますね!
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